大人になってからの教育を考える
子供の頃に受けた親からの教えや、学校で学んだり経験したことは、大人になっても身に付いていて、ふとした瞬間に行動に出ることがあります。それほど刷り込まれ、何度も繰り返し教育されてきたからだと存じますし、子供の頭の柔らかさ故だと考えます。
子供の頃はおかしいなと感じつつ、幼さと柔軟性ゆえに深く考えなかったことが、大人になって振り返ると、理不尽極まりないことは多々あります。自分が悪くて怒られたと考えていたことが、ただ単に機嫌の悪さから当たられたのだなということも無きにしもあらずです。
大人が気を付けることは、教育の名を借りて、感情論を子供にぶつけないことだと考えます。幼い子供の世界はまだ狭く、身近にいる大人を全てと考えてしまいがちです。叱るときも頭ごなしではなく、逃げ道を作ってあげるだけでもショックは和らぐと考えます。いろいろな経験や、世界をみてスポンジのように吸収して経験値を上げていくなかで、関わる大人も節度をもって接していくことが大切だと存じます。